焦げ茶色に稲穂柄小紋の袷衣と硬い生地


急に

暖かいですねぇ


話は変わって

このような仕事をしていますと
着物や
反物を
頂く事が
多々ございます
大分と前に頂いた
反物が
数点ありましたので
少しずつ
合間を見つけては
お仕立てしていきたいと
以前から
思っておりました

ちょうど
年末年始のお休みの日に
時間がありましたので
一枚仕立てました

ところで、
頂いた品物というものは
当然ながら
自分が普段着ないような
柄や色味を
頂戴しますよね

今回仕立てた反物も
そうでした 

どんな感じに仕上がるか
仕上がって
着たときに
どういう風に
見えるか
ドキドキ・ワクワク
致します


早速
仕上がった着物を
母が
カルチャー教室に
着ていきました

本人は

普段着ない

色味ですので

少し不安がってましたが

端から見ていると

本人が

思っているような感じではなく

似合っているように見受けられました



↑↑写真は
母ではなく
トルソーに着せ付けた
写真になります

写真だと

色味が

伝わりにくいですね

帯だけ変えて

撮りました

母が着ているのを見ていたら

もう少し粋な着方が

このお着物には

合っているのかなと

思ってみたりして

今度は

帯結びも

粋にしたら

どうだろうかと

想い耽りながら

着せつけていました



あと

関係ないですが

自分で言うのもなんですが
綺麗に
縫えました(笑)

こういう時

とりあえず
自画自賛が
激しめになっています

しかし
やはりと言いますか
生地は
固めでございました
固い生地は
仕立て屋
泣かせでございます
針が
スムーズに
進まないのは
時に辛くもありますが
人手間付け加えるだけで
固い生地も
すんなりと
縫えてしまいます


以前にも

お話ししましたが

硬い生地には

石鹸

ですよ

針先を

石鹸に刺して

縫ってみてください

スルスルっと

縫える・・・ハズです

それでも

硬いな~

となりましたら

チャコの代わりに

石鹸で

線を引いてみてください

ただ

線の引き方ですが
生地を
手織りする
要領で
石鹸も引いてくださいね

その際

※生地を引っ張り過ぎないようにしましょう!!※

伸びちゃいますので

ちょっと難しいでしょうか?

一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?








枚方市にある着物仕立て屋 鈴木和裁

鈴木和裁は大阪府枚方市で 長年に渡り着物のお仕立てやお直しを承っております。 一級和裁技能士による 繊細で細やかな技術で お客様に気持ちよく着て頂けるよう お仕立てしています。 また和裁を学びたい方には 私たちの培ってきた技術をお教えさせていただきます。

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