“美しいキモノ”

こんにちは

毎日猛暑続きで

バテてしまいそうですね



お休み満喫されていますでしょうか?

私は

部屋の片づけをしたり

友人と会ったりしていました


やっと時間ができ

先日

和室を片付けていたら

母が昔

定期購読していた

“美しいキモノ”が

出てきました

いつの時代の物か

分かりますか?

まだ 

たくさんあるのですが

とりあえず

数冊だけ載せます


左側の一冊は

2011年ので

比較的最近の物です


それ以外のは

1997年に出版された物です

20年前の“美しいキモノ”

良く捨てなかったものだなと

思いました


表面は

少し端の方が

汚れてたりするのですが

中身は

そういうこともなく

普通に綺麗でした


何が変わったのかなと

比較してみたら

まず

厚みが変わっていました

1997年度の方が

厚みがありますね

測ってみると

1997年は1.5cm

2011年は1cmでした


2011年度は

厚みは減っていましたが

幅がありました

1997年は23cm

2011年は25cmありました


さらに

1997年度では

カラーと

モノクロのページがありましたが

2011年版では

カラーのみになっていました


1997年度で
気になったのが
最後のページで

"仕立て方教室″というページがあり

着物の仕立て方を

細かく解説して

載せているページがありました

簡単に要約しているわけではなく
丁寧に
書かれていました
書ききれない場合は
前編、後編に分けて
説明されていて
まだ
この時代の時は
着物を縫える方々が
多かったのかなと
見受けられました
なぜなら
丁寧に書かれているとはいえ
縫い慣れている方ではないと

分からないのではと

思えたからです


例えば

紗袷の着物の仕立て方を

全編後編に分けて

載せられていらっしゃいますし

また

別の月では

羽織の仕立て方を

載せてらっしゃいました




いつから

お仕立てのページが
無くなったかは
調べてないから
分からないのですが
2011年度には無かったので
2000年に入って
カラーページのみになって
一緒に
無くなったのかもしれないですね


少し寂しい気も致しましたが

これも

時代の流れと言ってしまえば

そうなのかもしれませんね


ただ

比較してみるのも

楽しくて

ついつい

じっくり

読んでしまっていました


まだ

あったと思うので

どの年代の

“美しいキモノ”があるか

探してみようと

思います


枚方市にある着物仕立て屋 鈴木和裁

鈴木和裁は大阪府枚方市で 長年に渡り着物のお仕立てやお直しを承っております。 一級和裁技能士による 繊細で細やかな技術で お客様に気持ちよく着て頂けるよう お仕立てしています。 また和裁を学びたい方には 私たちの培ってきた技術をお教えさせていただきます。

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